レモネードのあらすじ・作品解説
レモネードは、2006年に芳文社発行のまんがタイムラブリーで連載されていたしおやてるこ原作の恋愛漫画である。単行本もマイクロマガジン・コミックスより2012年に既刊されており1巻完結。 中学生の小野寺ヨーコと太田マキは大の親友であり、ヨーコは美人で成績優秀な姉のアイコにコンプレックスを抱いている。そんな中親友のマキがテニス部の先輩鈴木ケイタを好きになる。しかしヨーコは、入学早々「妹子」というあだ名を付けられたり、姉のアイコのことが好きで振られたことのあるケイタに対し、いろいろな場面で反発してしまう。恋を応援したい気持ちとマキの気持ちがヨーコから離れつつある狭間で、先輩の佐藤ナオミや友達の田中ヒカリらの力も借りつつ、喧嘩したりストレスになったり慰めあったり葛藤するなかで、ヨーコのマキに対する気持ちに少しずつ変化が生じていくのである。この気持ちこの感情がどういったものなのかに気づいた時、二人の関係はさらに深まるのである。