王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜のあらすじ・作品解説
王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜は、2003年14号から2011年21・22合併号までスーパージャンプ(集英社)にて連載された王様の仕立て屋~サルト・フィニート~の続編である大河原遁による漫画作品である。 サルトリア・ナポレターナは、グランドジャンプPREMIUMの2012年創刊号から2013年15号まで連載されたが、その後、2013年7号よりグランドジャンプへ移籍された。続編である本作は、ストーリーが展開される舞台はナポリが基点となるが、ナポリの泥棒市で仕立て屋を開く主人公である織部悠(おりべゆう)が、ついに自身の店舗開店した所からのお話。漫画にしては非常に珍しく、スーツの仕立てについてが主軸であるが、丁寧に解説がしており、日本の芸事や、日本の漫画作品のパロディ描写も多用され、人間模様を描いており、人気を博し、単行本第23巻の帯には、単行本の販売累計が200万部を突破したことが記された。
王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜の評価
王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜の感想
人生に影響を与えた漫画
紳士服という独自すぎる題材をメインにここまで話をころがせれる才能がすごい。40巻くらい続いているのでネタに息切れ感はありますがそれでも1話1話非常に楽しませてくれる作品です。キャラクターがイキイキしててよい意味で癖が強いく、ストーリーも非常に丁寧に話を作られてる感じがとても好印象。半面、絵柄を古臭く感じる人がいるかもしれません。また、ジョジョの奇妙な冒険や孤独のグルメなど他の作品のリスペクトを結構多用することが多く、その辺が楽しめる人ならより一層楽しめるのではないかと思います。個人的に好きなキャラはパウエル親方、ベテラン職人で世界中にファンがいるけど一職人にすぎず、割と気苦労の足りないところが好き。逆にオリベは作中でも多々言われてるけど達観しすぎ。主人公で都合のいいキャラとはいえ専門外のことまで博識すぎるだろ・・・ちなみに私はオリベの嫁はラウラでもクラリッサでもなくエレナ派です。あと、...この感想を読む