子どもは判ってくれないの評価
子どもは判ってくれないについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
子どもは判ってくれないの感想
大人へのメッセージだろうな。
子どもは判ってくれない、という「子ども」は、幼児でもなければ児童・生徒でもないんですね。まえがきに「この本の想定されている読者は『若者たち』である」となっていはいるけれど、子どもむけの書き物では、決してないと私は思います。ここで言う「子ども」とは、大人になりきれない大人であり、なんていうのかなぁ、上っ面だけ、大人の格好をした、大人たちへのメッセージのようにも感じました。私自身、この本を読んで、どれだけ理解できたか…あ~、私も大人になりきれていないのかも。と反省させられる、本でした。きっと、論理的な考えが不足しているのだな、と言うことに気づかされた本でした。