オキザリスの旗 長宗我部元親伝のあらすじ・作品解説
オキザリスの旗長宗我部元親伝は、井手圭亮（いで けいすけ）の漫画作品で、週刊ヤングジャンプ誌上にて2011年22・23合併号から2011年43号まで連載、その後webYONG JUMPに移籍し、2011年9月29日から2012年7月5日まで連載し終了、単行本として全4巻を刊行している。 今作品は、戦国時代の四国を舞台に、後に四国を統一する長宗我部元親の活躍を描いている。 時は戦国の世、場所は四国の土佐。土佐中央部を掌握した本山家が確実に長宗我部家の領地に迫りつつある中、弥三郎（長宗我部元親）は軍議にも調練にも関心を示さず、部屋にいるか。外をボーっと見ているだけ。そのため色白できれいな顔をしているため姫若子と呼ばれていた。その頃、弥三郎は土佐各地を旅しており、鉈見（なたみ）の里を訪れていた。山々が多くを占める土佐では、集落を山賊や近隣集落から守るために半農半兵が成立している。この里も例外ではなく、本山家との戦に備え防備を固めていた。弥三郎が長宗我部家の関係者であることを知った集落の棟梁は、本山家との戦が近いことを理由に立ち去るよう求めるのだが。
