グイン・サーガのあらすじ/作品解説

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グイン・サーガ

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グイン・サーガのあらすじ・作品解説

『グイン・サーガ』は、1979年5月に「SFマガジン」にて初掲載、同年9月から主にハヤカワ文庫にて刊行されているヒロイック・ファンタジー小説シリーズである。豹頭を持つ戦士・グインを主人公として据えた、中元という架空の世界における多様な人物の生と死の波乱を描いた大河ロマン小説であり、日本のファンタジー小説の金字塔である。2009年に栗本がすい臓がんにより死去したため正伝130巻・外伝22巻で断筆・未完となったが、単一作家による世界最長の小説であるとされている。また、作者の死後さまざまな作家の手によって外伝および続編が刊行されている。累計発行部数は3000万部を超える大ベストセラーであり、英語版・中国語版・ドイツ語版などの翻訳版が数多く発行されており、その魅力は世界的なものとなっている。2009年にアニメ化され、第13回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて審査委員会推奨作品に認定された。

グイン・サーガの評価

総合評価
5.005.00
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
4.004.00
キャラクター
5.005.00
設定
5.005.00
演出
3.503.50

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グイン・サーガの感想

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グインサーガの世界はいかにしてつくられたのか

栗本薫、恐ろしいほどの秘められた知識の持ち主もう長編という言葉も合わないと思えるほど、長期に渡って書き綴られてきたグインサーガ。200巻のころには終わるだろうかという疑問も出てくるかもしれない。思いおこせば、読み始めたのは学生の頃だった、という中高年の方も多いだろう。私も例外ではなく、中学生の頃から、グインサーガを読んでいた。中学生の当時は、作者の栗本薫は空想の天才ではないかと思っていた。グインサーガの世界は、どこまでも独特で、日本の風景や日常とは異なっていたからだ。今でも、栗本薫が空想の天才である、という思いは変わっていない。しかし、年を取って世界が広がり、それなりに知識が増えてくると、栗本薫の空想のバックボーンにある知識が、少しづつ見えるようになって来た。グインサーガの世界や世界観には、栗本薫の持っている幅広く奥深い知識が、詰まっていたのだ。栗本薫という世界例えば、イシュトバーンという...この感想を読む

5.05.0
  • あらいくまあらいくま
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  • 2066文字
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