百瀬、こっちを向いて。の評価
百瀬、こっちを向いて。についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
百瀬、こっちを向いて。の感想
4つの物語
『百瀬、こっちを向いて。』映画化したものの予告を見たことで、この物語を知った。タイトルが印象的だった。高校生の恋愛の物語だということは知っていた。思っていたより、短めだった。神林先輩にも、百瀬にも惹かれた。惹かれたというよりも、惑わされてしまう。とっても素敵な2人だった。百瀬は、思い浮かべるだけでドキドキしてしまう。「野良猫のような挑戦的な目つき。」百瀬は本当にかわいい。一方、神林先輩は、物語の最後の方での秘密が、私を圧倒した。神林先輩も、百瀬も、私の頭の中に印象を残していった。宮崎先輩が百瀬に買った本「舞姫」。好きな人に本を買うのか。すてきだなあ。主人公が田辺に百瀬との演技のことを話す場面、『尊いことだよ』『僕の体験したことが?』『大切にするべきことだ』。一番好きな場面である。田辺もなかなか、やるじゃないか(笑)。主人公にとっては初恋なのかな?。人を好きになるとき、それは、人それぞれ...この感想を読む