わたしに××しなさい!のあらすじ・作品解説
わたしに××しなさい!は、遠山えまによる少女漫画作品。少女漫画誌「なかよし」で2009年から連載が開始された。略称は「×しな」。 私立中学3年生の氷室雪菜は、クラスメイトから「目つきが悪い」「雪女」と怖がられる存在だが、じつは女子高生に人気のケータイ小説家でもある。けれどある日、読者から「小説にラブが足りない」との指摘を受けて悩んでいたところ、クラスの人気者・北見の腹黒いところを知ってしまう。恋愛経験がなかった雪菜は北見を脅して、恋愛を経験しようとするが…というストーリー。 「なかよし」の読者層は小中学生の女の子がメインで、作中にはきわどいシーンも多い。作品自体も可愛らしいタッチで描かれているが「男でも抵抗なく読める」と好評を博している。2012年の第36回講談社漫画賞で児童部門を受賞し、累計発行部数は120万部を突破している。その人気をうけてドラマCDも制作され、単行本の特装版に同梱された。
わたしに××しなさい!の評価
わたしに××しなさい!の感想
愛を知らない少女。
今若いこの間で人気の携帯小説を書く主人公の女の子は、人間観察が好きでじっと人を見る癖があるのですが、それがクラスからは冷たい印象を与えられるようで周りから浮いていました。クラスで、今書いている小説にラブが無いと言われてしまいなんとかラブを理解しようと、クラスの笑顔が素敵なイケメンを脅して「わたしに××しなさい」と命令していくのです。まぁ、そのイケメンもその胡散臭い笑顔で女子を誑かせているので化けの皮がその少女の前だけでは剥がれていく感じです。でもその少女にはメガネという盾があり、そのメガネがなければ人の目も見れないという弱点が…。しかし擬似恋愛を繰り返しても得られるのは虚無と薄っぺらい恋愛小説。少女が本当に恋愛を分かる日が来るのか不思議な感じですが、少女の幼馴染の男の子が歯がゆそうにしている姿が印象的でした。
わたしに××しなさい!の登場キャラクター
氷室雪菜
よみがな:ひむろ ゆきな 生年月日:12月7日 血液型:AB型 身長:160cm 体重:46kg 性別:女 所属:私立六花中学3年生 特徴:無愛想で目つきが悪く「絶対零度の女」・「雪女」と呼ばれ、晶や両親を除いた周囲の人達から恐れられている。携帯小説を書いている。 価値観:幼稚園の頃、憧れていた先生に自分の目つきが悪い...