恐竜大紀行のあらすじ・作品解説
「恐竜大紀行」は、集英社から発行されている「週間少年ジャンプ」にて1988年51号から1989年12号にかけて連載されていた漫画である。作者は岸大武朗（きしだいむろう）。 中生代を舞台に、恐竜の生態や弱肉強食の世界を生き残るための戦いをドラマチックに描いた作品である。1話完結型で、1話ごとに1種類の恐竜に焦点を合わせる形で物語は展開する。ティラノサウルス、プテラノドン、トリケラトプス、ステゴザウルスなどメジャーな恐竜がリアルで緻密なタッチで描かれる。当時の学説で描かれているため、2015年現在の有力論と異なる部分もある。なお、人間は一切出てこない。 「ドラゴンボール」で有名な鳥山明が、週間少年ジャンプの誌上インタビュー内にて「ジャンプで好きなマンガは？」と聞かれた際に本作を挙げている。 全12話で単行本は全1巻。新規の書き下ろしエピソードと鳥山明からのコメントが収録された完全版がジャイブより発売されている。
