きみはポラリスの評価
きみはポラリスについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
きみはポラリスの感想
色とりどりの恋愛短編集
書店でお勧めになっていたのが気になっていて、手にとりました。三浦しをんさん作の、色とりどりの恋愛短編集です。【永遠に完成しない二通の手紙】、【裏切らないこと】、【私たちがしたこと】、【夜にあふれるもの】、【骨片】、【ペーパークラフト】、【森を歩く】、【優雅な生活】、【春太の毎日】、【冬の一等星】、【永遠に続く手紙の最初の一文】が収録されています。中でも印象が強かったのは、【裏切らないこと】、【私たちがしたこと】、【夜にあふれるもの】です。人が誰かに向ける一途な思いは、温かくも切なくも美しくもあって登場人物たちのまっすぐさ純粋さに胸をうたれました。解説の中村うさぎさんも愉快でした。