はしたなくて ごめんのあらすじ・作品解説
はしたなくてごめんは、集英社が出版する漫画雑誌のCookieにおいて2009年から2013年にかけて連載されていた作品である。作者は石田拓実であり、単行本は全7巻が発行されている。 ヒロインの西真奈緒は、成績優秀でスポーツ万能な女子高生であるが、母子家庭で育ったせいか妄想癖があり、唯一のストレス解消方法は公園でエロ漫画を読むことと、一風変わった一面を持っている。 真奈緒は学級副委員長を務めており、クラスメートで学級委員緒の与倉有紀のことを意識しはじめ、真奈緒は有紀のことを頻繁に妄想のネタにするようになる。 有紀は父子家庭で育ち、大学教授の父の恋人で自分の家庭教師であった女性に恋愛感情を抱いていることを真奈緒に相談することになり、二人は親しくなってゆくことで、一夜を過ごしてしまうことになる。真奈緒と有紀の微妙な関係性や、真奈緒の妹とを巡る恋愛関係、家族問題など、様々な人間模様をコミカルに描いている。
はしたなくて ごめんの評価
はしたなくて ごめんの感想
恋の始まり方が新しすぎる
ヒロインの性格が他人ごとではない真奈緒は学級副委員長を務め家事もこなすいい子ちゃん。だけど趣味は週に1回の喫煙とエロ漫画を嗜むことだった…この設定、ちょっとリアルですよね。他人ごとじゃないというか。がんばってる子ってこうやって逃げ道探したくなるんだろうな…って思います。辛いわけじゃないのに、かわいそうだって決めつけるなっていう真奈緒の気持ちも、共感が持てますね。自分も優等生で通ってましたけど、やっぱりそういう今の生活とかけ離れたことに興味はあったし、どうやったら知れる世界なんだろうとか考えたりしてましたもんね。その時は子どもで情報ツールを持ってなかったからわからないままでしたけど…今だったら調べ放題ですよ。現代の子たちは初心な心っていうやつを早々になくしてしまいそうです…頭の中で妄想してお腹いっぱいっていうのも、ちょっとわかるなーと思いました。二次元だと美しく見えることが、三次元だとオエ...この感想を読む