羊たちの沈黙の評価
羊たちの沈黙についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
羊たちの沈黙の感想
素人探偵の推理!
羊たちの沈黙は、評判になった映画を先に見て、後から小説を読みました。FBI捜査官クラリス・スターリングが、アメリカで起こった連続殺人を解決するために、奔走するストーリー。連続殺人鬼の正体を探るために、元精神科医のレクター博士の助けを借りるように上司に命令されるのですが、彼は患者を殺して、今は刑務所の中にいたという設定です。この設定だけでも、ぞくぞくする内容ですが、連続殺人犯人を捕まえるために、様々な人間、おかま、変質者、上院議員、看守などが登場します。FBIが取り組む犯罪とは、どんなもんやというのがとてもよく分かった1冊で、複線として織り込まれた、クラリスの生い立ちや、レクター博士の過去、表紙に描かれた蛾の話などが、読む人をとても惹き込んで、あっという間に読める1冊とおすすめします。