七人の敵がいるの評価
七人の敵がいるについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
七人の敵がいるの感想
これを読んでからPTAに参加しよう。
子供が小学生になれば、育児がだいぶん楽になる。そう思っているお母さんは多いのではないでしょうか。そんな人にこそ読んで悩んでスッキリして欲しい本です。主人公の陽子は、バリバリのキャリアウーマンながらなんとか育児と仕事を両立してきた働くお母さんです。子供が小学校に入り、ちょっとラクが出来ると思った矢先、なんと初めての保護者会でPTA役員に。しかも空気が読めずに敵を作ってしまった!あまりにもリアルなPTAの役員たちの行動や無関心を装うお父さんたち、PTAと敵対関係になりたくない先生たちなどにイライラしたり、納得したり。そんな敵の多い状況でもしっかり考え、行動し、状況を打破していく陽子に自然と共感して、最後までスッキリ読めました。お子さんのいる人には、ぜひ読んでもらいたいです。特に、お父さんかな。お父さん、お母さんたちは会社じゃないところで戦ってるんですよ!この感想を読む