コスモスエンドのあらすじ・作品解説
コスモスエンドは、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載していた笠原俊夫の本格的なSFアドベンチャー作品である。1982年の20号から連載し32号まで続き、コミックスは全2関し巻まで刊行している。 宇宙歴195年、銀河系の真ん中に太陽の何千何億倍のブラックホール、通称ギンヌンガ・ガップが発見された。宇宙歴399年、この巨大ブラックホールのギンヌンガ・ガップの探査するため宇宙船イグドラジールがミッドガルドから出発を迎えようとしていた。主人公のハヤト・ムラカミはイグドラジールの隊員であるが、出発する数週間前に宇宙歴300年に調査に出掛け遭難した宇宙船・金のたてがみが99年ぶりに帰還する。生還した男は今回の計画を知っており"7月1日"に出発しなければ銀河系もろとも爆発すると主張した。計画は繰り上げしギンヌンガ・ガップへ向けて出発するが、生還した男の信憑性を裏付けることが起こり、7月1日のみ暗黒星曇内にて空間移動(ワープ)の現象が現れる事を理解する。しかしその直後、隕石と衝突しイグドラジールは損傷を受けしまうのである。
