零崎軋識の人間ノックの評価
零崎軋識の人間ノックについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
零崎軋識の人間ノックの感想
零崎一族本の中でも読みやすい
「零崎一賊」―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一族。二つの通り名を持ち、釘バット“愚神礼賛”ことシームレスバイアスの使い手、零崎軋識。次から次へと現れる“殺し名”の精鋭たち。そしてその死闘の行く末にあるものは一体!「さぁ、零崎を始めよう」 ということで、この本の表紙の左上の男性が、釘バット“愚神礼賛”ことシームレスバイアスの使い手、零崎軋識さんです。今回の本の主人公的な存在です。めちゃくちゃかっこいい。人間ノックしちゃいます。無駄にはしません。西尾維新さんの著者「戯言シリーズ」に出てくる、「零崎一族」に焦点をあてたスピンオフ本のさらにシリーズの一部である今作。いつもよりさらに人間味あふれる作品になっていて、初めて西尾維新本を読む人でも、比較的読み易いように思います。現実的でもあり、ファンタジックでもあり、爽快感もあり、キャラが濃いい。是非、読んでみて欲しいです。この感想を読む