三谷幸喜のありふれた生活の評価
三谷幸喜のありふれた生活についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
三谷幸喜のありふれた生活の感想
素顔の三谷幸喜に出会える
三谷幸喜の笑いのツボを発見2000年から朝日新聞に掲載されているエッセイ、自分自身の身の回りに起こった出来事について、赤裸々に語っています。三谷幸喜といえば、喜劇や映画などで幅広く活躍しており、日本の中で喜劇を描いたのならピカイチ、さらに脚本家&俳優&映画監督&劇作家と多様な顔を持つ人物。三谷幸喜ファンでなくても、クスッと笑える一冊です。そんな、彼の笑いのツボがこの本を通じて感じ取れます。人とは少し違った見方をし、そこから笑いを見つけだす能力が彼にはあるようです。特に「木にぶつかり大出血」では、緊急事態にあるにも関わらず、その内容はコメディそのもの、救急隊員の「~うんちを拾おうとして」や「出血をしててれ臭い」と表現して、緊急事態にも笑いの精神を忘れない彼の強かさを発見できます。また、「情熱は象にも通じる」では、なんでも『あれ』で済ます、情熱家の森さんを紹介しています。三谷幸喜から見...この感想を読む