無垢の予兆のあらすじ/作品解説

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無垢の予兆

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文章力
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ストーリー
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キャラクター
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設定
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演出
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無垢の予兆の評価

総合評価
4.004.00
(1件)
文章力
4.004.00
ストーリー
3.003.00
キャラクター
3.003.00
設定
3.003.00
演出
5.005.00

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無垢の予兆の感想

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現代に生きる伝説のパンク・ロッカー、パティ・スミスの言葉の奔流

~無垢の予兆~英米詩の伝統を正統な後継者としてのニューヨーク・パンク。パティ・スミスと言えば、音楽好きならば誰もが知っているようなパンクのイコン、ロックスターである。しかし彼女を始めとするニューヨーク・パンクのアーティスト達には、共通しているある特徴がある。それは、<文学>という存在を正統な形で受け継いでいるということだ。一見、パンクと文学とは相反しているように聞こえるのだが。決してそんなことはない。ネオン・ボーイズのリチャード・ヘルしかり、テレビジョンのトム・ヴァーレインしかり。時代はビート文学隆盛の真っ只中。パンク・ファッションに身を包んだ彼ら彼女らは、ニューヨークのダウンタウンの街路を詩集を片手に歩き回り、ライブハウスの喧騒の中で文学談議に花を咲かせる。実はそんなインテリジェンスな集団でもあったのだ。パティ・スミスがこの自身の詩集に冠したタイトルは「無垢の予兆」。かのイギリスの天...この感想を読む

4.04.0
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