ローカル線で行こう!のあらすじ/作品解説

敏腕女子社長、地元を愛す。

赤字垂れ流し路線である、とある町のローカル線。その運営会社は、ダメな方向に保守的でお役所仕事、若手はその限りじゃないにしても基本アタマのかったい皆さん…。表紙の華やかさから、まさかこの残念なままいかないよなこの会社と思っていたら、出ました素敵女子新社長！純粋に自分の地元を、地元の路線を愛し、社長の仕事+αを頑張り盛り立てていきます。何なら結構早い段階で、賑やかな路線の雰囲気を取り戻し始めます。他の社員も、引っ張られて向上心は以前のとは桁違いに。爽快。で、帯でミステリーと書かれていて、え？ と思っていたら、ふむ、確かにこれは。ホラーとかではないのですがちょっと真相にゾッとするミステリーでした。女子社長が、隙がないようでいてちゃんと普通の人でもあって、親しみが湧きます。サクセスストーリーとしても、ちょっとラブ要素も、お仕事ドラマとしても楽しめると思います。この感想を読む