怨み屋本舗 巣来間風介のあらすじ・作品解説
怨み屋本舗巣来間風介（すくるまふうすけ）は、2007年9月～2009年3月までビジネスジャンプに連載された栗原正尚原作、怨み屋本舗シリーズの第2部となる青年漫画である。単行本は、全6巻刊行されている。 本シリーズは、怨み屋が、金銭と引き換えに、依頼者の復讐を代行していくというストーリーである。第2部である本作では、第1部に引き続き、情報屋獅堂詠示、女子高生から怨み屋の工作員となった杉河里奈も登場し、舞台を横浜に移して物語を進めていく。主人公は、作品のタイトルにもなっている巣来間風介という男で、昼は横浜市の某区役所に勤務する仕事のできない公務員、夜は怨み屋本舗横浜支店のメンバーという、二重の生活をしている。巣来間が、元マジシャンとしての手法を使い、依頼された復讐を次々と実行していく物語である。 2000年に連載をスタートした第1部「怨み屋本舗」から始まり、その後、本作を経て、第3部「怨み屋本舗ＲＥＢＯＯＴ」、第4部「怨み屋本舗ＲＥＶＥＮＧＥ」、第5部「怨み屋本舗ＥＶＩＬＨＥＡＲＴ」へと続いているが、本作を含め、シリーズを通して幾度となく読者アンケートで1位を獲得している人気作品である。
