力が足りなきゃ…強く打って 速さが足りなきゃ…全力で走って 背が低かったら…高く…跳ぶんだよッ…!!
神田久志
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漫画レビュー数 3,136件
ベイビーステップは「週刊少年マガジン」で2007年より連載されている勝木光原作のテニス漫画である。コミックスは2015年現在33巻までと公式ファンブックが発行されている。NHKのEテレでもアニメ化されている。 主人公は丸尾栄一郎は小学校の時からの成績が「オールA」であったことから、「エーちゃん」と呼ばれている高校生。運動不足解消の為に通い始めた南テニスクラブ(STC)で、のちに恋人となる同じ高校の「なっちゃん」こと鷹崎奈津がプロテニス選手を目指していることを知り、同じSTCの逞や諭吉やコーチ達の影響などもあり、自分もプロテニス選手になりたいと切磋琢磨していく作品である。特別な技や魔球などのプレイが出てくるわけではないが、実際のテニスのランキング選手などが行っているジャンピングショットなどの高い技術を素早い速さで習得していき、強くなっていくという展開である。なっちゃんとエーちゃんの恋愛も見どころの1つである。
現実的なテニスを描いているからこその世界観・戦略・個性と魅力本作品以前にテニス漫画として人気を起こした「テニスの王子様」とは異なり、全く超自然的な力を発揮するようなシーンはなく、実際のテニスとして存在する能力や戦略が様々に描かれており、現実派テニス漫画として人気を獲得しています。テニスといっても、リアルにおいてもそうですが、戦略は多様に存在します(テニス経験者だからこそ語りますが。)。その多様性を、一つ欠くことなく、漫画の面白さ・緊迫感の要素として取り入れ、キャラにも、その戦略の得意分野が分かるたびに個性が決定されるので、読んでいて分かりやすくなっています。ただ、エーちゃんがボールが来るまでの一瞬なその間に、あんなに攻略法を考えているのか?そのあたりが少し非現実的な部分がありますね。しかし本作品に描かれる戦略の大部分は実用的なものであるため、リアルのテニスで生かしてみよう、参考にしてみ...この感想を読む
私もテニスしていたので思うのですがはじめての試合って何も覚えていないんですよね。そんなリアル感が含まれています。2巻でえーちゃんははじめて試合をすることになるのですが、今まで経験したことのない試合にとまどいながらもどんどん色んなことを吸収していきます。テニスをはじめて3ヶ月の初心者なのに、意外と強くシード選手を相手にまともな試合を展開するほどだったんです。そしてこの試合をきっかけに、えーちゃんは、自分が動体視力がすぐれていることにも気がつきます。だいたいこういう時ってはじめての試合はボロ負けというパターンが多いのでこの展開はワクワクしちゃいました。
よみがな:たかさきなつ ニックネーム:あだ名はなっちゃん 生年月日:9月20日 血液型:B型 身長:170cm 体重:56kg 所属:STC 性格:天真爛漫な性格で、細かいことにはこだわらない 癖:一試合を通して維持し続けられる天性の集中力を持っているが、大会の初戦で緊張してしまう癖がある 家族:両親と姉の4人家族 プレー...
よみがな:かんだ ひさし 生年月日:12月8日 血液型:A型 身長:175cm 体重:69kg 星座:いて座 性別:男 所属:鹿梅工業高校 性格:対戦相手が上級生でも敵意を隠さないなど、勝気な性格。 特徴:エッグボールとよばれる高速トップスピンとライジングショットが武器。
よみがな:まるお えいいちろう ニックネーム:エーちゃん 生年月日:9月20日 血液型:A型 身長:175cm 体重:68kg 所属:STCに所属 特徴:頭頂部から前髪にかけてトサカのように立つ癖毛が特徴 特技:どんなに劣勢でも勝利を諦めず、集中力を切らさない精神力(メンタル)が武器。武器となる強力なプレイは無いものの、...
神田久志
主人公とは一学年下だがテニスの名門校という厳しい環境で学ぶ神田らしい言葉です。
神田久志
全日本ジュニアテニス大会の準決勝で丸尾栄一郎と対戦し、1セット目を丸尾に取られ続く2セット目も6−6でタイブレイクが続いたところで、今まで自分のしてきたテニスを考え直したところで出てきた言葉
鷹崎奈津
主人公である丸尾が他人も認めるほど勉強を頑張っている姿をみて鷹崎さんが「勉強好き?」と質問したが主人公が「え?」としか反応しなかったため鷹崎さんが主人公に発した言葉。