コトクリのあらすじ・作品解説
コトクリは、原作をあがりえ侑市、漫画を佐倉ケンイチが担当した漫画作品、月刊少年ジャンプにて2006年3月号から連載を開始、2006年11月号で終了、単行本として全3巻を刊行している。 今作品は、俳優の父を持つ舞台役者・はとうカラシが、言葉で人形を操る技能を持つコトクリ師・甘味ヨウカンと出会い成長していく姿を描いている。 名優を父の持つはとうカラシはあがり症で、大事なときにとちってしまう事が多く、熱意を持って努力してもなかなか芽が出ない。カラシには双子の妹・カリンがいて所属劇団のスター俳優として脚光を浴びている。カリンは兄・カラシに優しく接するのだが、世間から比較されることもあるカラシは複雑な表情をするのだった。そんなある日、言葉で人形を操る甘味ヨウカンと出会い、カラシは潜在的な俳優としての才能開花させるきっかけを掴む。 順調な日々が続く一方、カラシの両親に凶悪爆弾魔・炎備射（えんびい）の魔の手が及ぼうとしていた。
