7人のシェイクスピアの評価
7人のシェイクスピアについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
7人のシェイクスピアの感想
出会いは必然
そして彼らは出会ったまだこの話は第1部だ。7人のシェイクスピアは雑誌を変え続編が出ているが、続編の方がタイトルに相応しい内容となっている。第1部では7人のシェイクスピアとなるキャラクターのうち、ウィル、ワース、ミル、リーの4人の出会いが書かれている。後に作品内で『詩の女神』と呼ばれるリーは、当時実際にあったかは分からないが、リバプールに移民した中国人の中の一人。幼い頃から不思議な能力ーーー主に予知能力を持ち、そのせいで実の親にも傷つけられ、あまり目立たないように躾けられている。だが限られた環境の中でも、人と協調して生きていく術を得ている。しかし彼女の運命はこれまであまりに過酷な方向ばかりを向き、本来なら役に立つ筈の予言の能力が災いして、村の水害の際に生贄として流されてしまう。流れ着いた先でも倒れたリーを、ウィルが見つけることが出来たのは、ある種の予感のような物からだった。この2人の出会...この感想を読む