クロユリ団地のあらすじ・作品解説
「着信アリ」の秋元康の企画で、先行TVドラマやパチンコ台などのメディアミックスとしてスタートした、2013年に公開された日本のホラー映画。監督は「女優霊」「リング」の中田秀夫。脚本は「王様ゲーム」の加藤淳也、「新耳袋 劇場版」「呪怨 白い老女」の三宅隆太。音楽は「リング」の川井憲次。 東京近郊の老朽化した”クロユリ団地”に越してきた二宮家。優しい父母と幼い弟、介護士を目指す明日香の4人家族である。ある日、彼女は団地の砂場でミノルと名乗る少年と出会い仲良くなる。が、不気味な音を聞くようになり、友人からその団地が幽霊団地であるという噂を聞く。ほどなく隣人の偏屈な独居老人篠崎が孤独死し、その遺品整理にやってきたスタッフ笹原に、この部屋には近づかないよう警告されるが…。 明日香を「苦役列車」の前田敦子、笹原を「逆転裁判」の成宮寛貴、明日香の母を西田尚美、父を勝村政信、弟を佐藤瑠生亮、隣人篠崎老を「北の国から 2002遺言」の高橋昌也、ミノルを田中奏生、拝み屋を手塚理美が演じている。
クロユリ団地の評価
クロユリ団地の感想
クロユリ団地。何故団地や子供はホラーにおいて怖いのか。
何故団地は怖いのか。昔は団地というのは庶民には憧れの住まいでした。鉄筋コンクリートの建物というだけで、木造の家に住んでいる人にとっては憧れだったのかもしれません。けれどいつしか何故かその団地も年数を重ねて古い趣を見せると怖い場所の代表になっていました。以前住んでいたところから少し自転車で奥に行ったところに古い団地がありました。実際その場所に行くとその古さとなんとも言えない雰囲気が怖いと感じてしまいました。そこで考えたのは団地はもう新しいものは建たない。そして築50年は超えるものが多い。その辺りから古さは否めず怖さを引き出しているのではと思いました。ホラーには欠かせない。小さな子供の存在。団地と同じく、何故小さな子供が出てくると怖いと感じてしまうのでしょう。それはたぶん大人にとって子供という存在が未知なものであるからなのだと思います。自分も子供時代があったはずなのに、大人になって当たり前の...この感想を読む
中盤ぐらいまでは楽しめました
秋元康さんが企画し、「リング」で有名な中田秀夫さんが監督を務めた邦画ホラーで、主演は前田敦子さん、他に重要な役で成宮寛貴さんなどが出演されています。タイトルの通り団地を舞台にした作品で、それだけでもいろいろとドロドロした展開を想像させてくれて良かったのですが、中盤からは恐さもなくなっていき微妙でしたね。特にラストあたりはちょっと演出が派手になりすぎて、観ていて逆に興醒めしてしまいました。でも中盤あたりまでは、良い意味でとても嫌な雰囲気で、ゾッとする場面もあり面白かったので、あの感じのままラストまでいってほしかったなと、ちょっと残念でした。ラストの変な派手さがなければ普通に違和感なく観終われたような気がします。
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