ドリームハウスの評価
ドリームハウスの感想
二極化した父親を観る
夢とはどんな夢なのか幸福な家庭が不幸になるのは残念すぎる。この事件を経てなぜ著書のタイトルを「ドリームハウス」にしたのか、夢というのはどういう夢か、消えてしまった夢か、悪夢のことか、それとも胸の内に残り続ける家族への思いのことなのか。何にしても、ハッピーエンドではない気がしました。本がとっても売れたところで、読んだ人たちが「トリック」だけを楽しむならともかく、著者を追っている私たちにしたら、これをどうして作品にしたのか気になるところではあります。卑劣な人間を糾弾したかったのかもしれないし、解けなかった謎が分かったことや、家族への愛情を書き残しておきたかったのかもしれません。何にしても、身に起こった不幸の興奮から気持ちを静めるためにとった行動なのだろうと思います。生き残った人が前に進むためには、何かしら記録をまとめるのは良い効果があるのかもしれません。久しぶりに騙されましたそれにしても、...この感想を読む
意外な展開のサイコスリラー
ダニエル・クレイグ演じる主人公が仕事を引退し、家族で郊外の家に引っ越したところ、。しかし、そこは、一家惨殺事件の舞台となった家だった。幽霊のようなものが現れたり、家の中を覗く怪しい男がいたりハラハラドキドキ。はじめは気のせいと思っていた主人公ウィルは過去の事件の犯人が捕まってないことを知り自ら捜査をはじめる。街の人や警官達の対応に違和感があり、不思議な感じで観ていると意外な展開に!予想のつかない展開に驚きの連続!今までの謎や違和感が解けて行く快感いたるところに伏線が張られており、鋭い人なら落ちが読めるかも最後はとても悲しい真実と結末ですが、十分楽しめる作品でした。