ガールの感想一覧
映画「ガール」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
自然と元気になれる映画!
ガールはキャストも綺麗な方ばかりで、女の子って可愛いな、頑張れるんだなと自然と思うことができる映画でした。思い切り泣いて、思い切り笑うことができましたね。恋愛や仕事、結婚や子育てたくさんの悩みを抱えた世の女性達のたくましく美しく描かれる姿は自分のモチベーションを上げる材料になりますね。香里奈の演じた由紀子は29歳にはとても見えない可愛らしい格好をしていましたね。私は全然ありだと思います。女の子ですもの、何歳になったって綺麗で若くありたいものですよね。そして、その姿を誰かに褒められたいし評価されたいですよね。自分の女性としての努力を誰かに認められたいという欲は女性だからこそ持てるものだと思います。ただ、29歳で何も無い自分に焦燥感が出るのは当たり前ですね。すごくリアルにできていたと思います。でも最後にはムードのない彼氏と思っていた向井理役から素敵なプレゼントがありましたね。すごくよかったです...この感想を読む
いろんな女性。
どんな境遇の人にも悩みはあるよね、というテーマで、それぞれの選択をして生きている4人の女性をメインに展開している作品です。それぞれ多少は極端といえば極端なのかもしれませんが、映画としては全然許容範囲だと思います。4人だけじゃなく、脇役ではある檀れい・加藤ローサ辺りの役柄もカウントしたら、「あぁ、私この人に近いかも…」って思える人も多いのではないでしょうか。もしくは複数のキャラクターにちょっとずつそう思えたりもするかも。男性ならではの楽しさ辛さ、女性ならではの楽しさ辛さ。ネットを見てみれば無条件な同性叩き・異性叩きで溢れかえっていたりしてげんなりすることもありますが、そんな考えの人ばかりではないと思いたいものです。
私はいなかった
「きっと、あなたがここにいる。」をキャッチフレーズに4人のヒロインの物語。30歳を目前にガールでいたい由紀子(香里奈)仕事での立場も妻としても力不足に感じる聖子(麻生久美子)年下のイケメンにときめきながら、素直になれない容子(吉瀬美智子)シングルマザーとして頑張りすぎな孝子(板谷由夏)それぞれが自分の悩みを解決していく。30代で仕事をしている女性なら共感できる部分もあるのかもしれませんが、私とは立場が違い共感ができませんでした。また、キャラクターにリアリティが無いように感じて共感できなかったのではと思います。女優が美人で不幸オーラを感じず、沢山の洋服を買ったり、色々な習い事に通えるほどお金と時間に余裕があったり、大した悩みでもないのに「人生の半分はブルー」と言っているのが滑稽のような・・・問題解決も自然(?)と解決したり、とんでも解決方だったり。そして、ラストには幸せにしてくれる男性が必ず...この感想を読む
女は大変だし面倒くさいけど、女でよかった☆
劇中で「生まれ変わっても、女がいい」というセリフがありましたが、この映画を見て、私もそんな風に思いました。 今の時代は男女平等、男の人と肩を並べて働けるようになった事で、女性の選択しが増え、色んな生き方が出来、一見贅沢な時代にも思えるけれど、ふと30代前後になった時、これでよかったの?とどの道を選んでも思う時は女性なら絶対あると思います。“女の幸せ”っていったいなんだろう。思い悩む事もあるけれど、自分らしく輝いていれば、絶対道は開かれる!と、希望を持たせてくれる素敵な映画でした。 西野カナさんに“私たち”が映画にとてもあっていて良かった! 女性として、いつまでもキラキラ輝いていたいなーってこの映画を見て感じました。