食堂かたつむりの評価
食堂かたつむりについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
食堂かたつむりの感想
かなり酷評受けてたけど思ったより良かったかも
小説よりは良かった、ような気がする… この映画は2010年の公開時に多方面でかなりの酷評を受けていたと記憶している。私は原作小説を先に読んでおり、正直なところ小説にもあまり感銘を受けなかったので、映画にも多くの期待はしていなかった。そのためか、思うよりは良いように感じた。 ざっくり言えば、原作小説は作り手の思い込み(本人は思い入れと思っているのかもしれない)だけで話が進行している。部分部分の言いたいことは予想は付くが、それにはこの演出はやっちゃだめでしょ、というアラが目につく。更に全体を俯瞰で見ると、各シーンがかみ合わなかったりして統一性がない、面白そうな場面を思い付きで繋ぎ合わせたような作品だった。 映画も高得点を付けるレベルではないが、あの原作を題材とした割には頑張っていたのではないか、と思う。以下で具体的に掘り下げよう。 不要な設定をミュージカル風コメディで流しちゃったのはナイス...この感想を読む