珈琲時光の評価
珈琲時光の感想
一青窈が女優として参加した作品なわけですが。
淡々とスローに流れていく物語です。…が、何かこう、スローすぎるためか抑揚が削ぎ落とされていて、最後まで見るのが結構辛い映画です。必要以上に長く感じます。もう少しドラマチックな展開が、1つでもあれば良かったのですが。こういう映画なんだよと言えばそれまでですが、私個人はのんびりした映画が好きなのに、この映画はどうも耐えられない何かがありました。せめて、風景が美しければ良かった。わざわざ都会の風景を映画で見たいと、あまり思わないので。唯一印象に残ったのは、古書屋で奥にいた白い犬。ただの白い犬です。あの犬がどういうわけか忘れられない。感じ方は人夫々ですが、高価なDVDですし、レンタルで十分ではないでしょうか。