人のセックスを笑うなの感想一覧
映画「人のセックスを笑うな」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
柔らかい雰囲気が素敵です。
物凄く眠たい日に観てしまい、柔らかい雰囲気が素敵で、眠たくなってしまって気が付いたら寝ていました。何となくもう一度、ちゃんと観たいなぁと思っています。面白いというか、世界観というか空気感がいいなぁと思える映画のような気がします。何だかとても心地良い雰囲気なんです。ほとんど全部観たのですが、途中から気持ち良く寝てしまったので残念でした。また今度絶対リベンジします!!過激な映画なのかと思ったら違っていたのが、自分的にな面白い裏切られ方だなぁと思い好きでした。とてもゆっくり時間が進むような映画なので眠たい時は観るのはやめたほうが良いと思います。
タイトルの割には。
インパクトありすぎるタイトルですからね、なかなか見る気になれなかったのですがキャストが好きな俳優さんばかりで気になっていた作品。過激なタイトルの割には、ゆったーりと観れる映画です。ドキドキ妄想してたシーンなんて、ないし(笑)これは、インパクトなタイトル勝ちだと思います。無駄な音楽のカットインなどもなく、付き合ってる2人を眺めている感じで少し恥ずかしくなるところも。セリフなんて、すべてアドリブ?と思わせるような自然な会話と演技。なかなか切ない、純愛ストーリーでした。あ、不倫ですけどね。19歳と39歳。恋愛できるのかな、本当に。独特な世界観と、永作博美の可愛さが素敵です。
ユリの魅力
人のセックスを笑うな、映画館で観ました。物語は青年「みるめ」君の恋と挫折が描かれています。二人が盛り上がっているさなか、みるめ君は彼女に旦那がいることを知って激しく動揺して・・・って感じの流れです。みるめ君を翻弄する年上の女性、ユリを永作博美が演じていて、とてもチャーミングです。しかし、彼女は既婚者。ユリの結婚観はあまりに独特なので、そこに倫理観とか常識とかを問うのは違うとは思いますが、なんというか、完全に幸せとも思えず、ミステリアスな魅力につながっていると思います。彼女自身の魅力的な容姿も合わさってみるめ君があっという間に惹かれていったのも当然のように感じました。
ゆったりとした世界感と、憎めないゆりちゃん
原作を読んでから映画を拝見しました☆ 永作博美さんが“ゆりちゃん”役にとてもぴったりで、39歳という設定ですが、とにかく可愛らしくて憎めない。こんな人いたら19歳の大学生は翻弄されちゃうだろなーといった小悪魔的な女性を見事に演じていました。タイトルも割りと衝撃的だし、ストレートに言うと美大生と美大講師の不倫のお話なのですが、ドロドロ感がまったくなく、爽やかな感じの映画でした。 大学生のみるめは、まだまだ若いので、とても傷つきやすく、ましてや好きになった人に旦那さんがいるなんて知ったら立ち直れないですよね!そんなちょっと切なくも、青春時代の甘酸っぱい恋愛が忠実に描かれていて、とても面白かったです。映像もおしゃれな感じで◎!
美大が舞台のおしゃれな映画
過激なタイトルに反した、おしゃれな映画。美大生のみるめ(松山ケンイチ)、えんちゃん(蒼井優)、堂本(忍成修吾)が出逢ったのは、裸足で田舎道を歩いているユリ(永作博美)。ユリは3人が通う美大の新任教師だった。ユリから絵のモデルを頼まれたみるめは関係を持つようになる。それを見ているしかできない、みるめに想いを寄せるえんちゃん。実は結婚していて夫との生活も楽しんでいるユリ。ユリに見事に振り回されているけれど憎めない愛らしさは、永作博美にしか演じられない。透明感のある映像、美大が舞台ということでおしゃれな空間、学生時代の淡い恋愛など、惹かれる要素が多い作品。