ただ、君を愛してるの感想一覧
映画「ただ、君を愛してる」についての感想が6件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
恋愛映画を観たい時には是非これを。
宮崎あおいがひたすらに可愛い。可愛いだけじゃなくてしっかり自分のあのこと、ひいては自分の人生と向き合って生き抜いていて、頼りないように見えてそうじゃない、弱いだけじゃない人だった、静流。玉木宏演じる誠人との同居の辺りには特にキュンとさせて貰いました。宮崎あおいの静流という役柄への愛情が本当に深く、それが作品を通じて強く伝わってくるのが嬉しい。大学での日常や森、NYも、今でも思い出せるシーンひとつひとつが丁寧で綺麗な映画です。ラブストーリーな映画が観たいと思った人には堂々オススメできます。ほう、恋愛寫眞と役名が一緒なんですね。観てみよう。
泣きたい時におすすめです。
観終わったあと、涙が止まりませんでした。少しファンタジーな設定でしたが、宮崎あおいさん演じる静流の純粋でひたむきなキャラクターがとても魅力的で、違和感は全く感じませんでした。彼女の無邪気な表情、影のある部分、成長後のシーンなど、見事に演じ分けていて素晴らしかったです。特に、誠人の前で初めて眼鏡を外した時のシーンは、本当に美しかった!二人が写真を撮影する森やNYなど、美しい風景と音楽が作品の雰囲気にとても合っています。かなりせつないラストシーンですが、登場人物の心理描写が丁寧に描かれていて観終わったあと温かい気持ちになりました。大塚愛さんの主題歌も良かったです!思いっきり泣きたいときにおすすめの作品です。
ただ君を愛してる
映像が綺麗すぎる。宮崎あおいとこの映画の雰囲気が合いすぎてつい見入ってしまう。純粋なヒロインにキュンが止まりませんでした。1コマ1コマが綺麗なものすぎて、観ていた私自身涙がでました。今回のテーマソング。大塚愛の「ただ君を愛してる」も良かった。映画の雰囲気を潰さず、相乗して涙をさそう。「ただ君を愛してる。ただそれだけでよかったのに」という歌詞に恋愛を経験している女性であれば誰もが共感できるものであろう。この映画は悲恋ものであるが、最後まで見終わった後、切ない気持ちもあるが純粋で綺麗なラストに心が温まるに違いない。ぜひ、恋愛をしているすべての女性に見ていただきたい映画である。
なんともいえない純愛です
学校では、目立たず少し暗めの女の子が不器用に恋をしていく。コンクール用の写真を撮るためにキスしてほしいとお願いするシーンでメガネが外れてしまう瞬間の静流が、宮崎あおいの演技力で誰もが誠人と同じ気持ちになってしまいます。やっと誠人が静流への想いに気づくのに、静流が姿を消してしまってから個展の葉書が届くまでの誠人の思いのやり所の無さに切なくなり、やっと会えると思った個展先のニューヨークで静流が死んでいたことを知る。それだけでも切ないのに、誠人のために大人っぽく綺麗になる努力をしていた静流のセルフポートレートがどーんと映ったときのその写真が良すぎ。あの写真を撮って、セレクトしてくれた演出に万歳です。そして、大塚愛の歌もよく、この歌詞からタイトルが決まったそうです。
とても可愛く、そして切ない物語
とにかくピュアな作品でした☆ 宮崎あおいさんの演技力に感動です!あおいさん演じる里中静流は、遺伝性の病気を持っており、静流の成長とともに病気も成長し、いずれは命を脅かすことになる。。そのことが分かっていても一途に、一生懸命に誠人を愛した静流がとにかく可愛くて、見ていて心が洗われました。 個人的には、静流の作品として森の中で誠人と静流がキスをする写真を撮るシーンはキュンキュンしました!そして静流のめがねを取った時の可愛さが尋常では無かったです!! 大塚愛さんのテーマソング、“恋愛写真”が映画ととても合っていて、エンドロールでかかった時の感動を今でも鮮明に覚えています!切なくも暖かい素敵な作品でした。
ストーリーと主題歌のコラボが素晴らしい
大学の入学式の日、誠人は横断歩道を渡ろうとする静流に惹かれて写真を撮った。同じ新入生とは思えない程幼い外見の静流は、誠人に撮られたことによって写真に興味を持ち、二人で大学近くの森で時間を忘れて写真を撮るようになった。誠人のことを好きな静流。けれど誠人は美人で活発なみゆきが好き。突然誠人の前から姿を消した静流は、ある決意をする。幻想的なストーリーと映像を引き立てるのは、大塚愛の「恋愛写真」。映画製作時のタイトルは「天国の森で君を想う」だったが、「恋愛写真」のサビから「ただ、君を愛してる」になった。ラストにこの映画の主題歌を聞くと、鳥肌が立つ。