ソムリエのあらすじ・作品解説
ソムリエは、原作を城アラキ、漫画を甲斐谷忍、監修を堀賢一が担当した漫画作品である。MANGAオールマンで1996年から連載を開始、1999年に終了、単行本として全9巻を刊行している。また、関西テレビ制作でテレビドラマ化しており、佐竹城を稲垣吾郎、木崎菜穂を菅野美穂が演じている。 今作品は、主人公のソムリエ・佐竹城が世界を回り各地のワインに関する多彩な知識やマナーなどを描いている。 物語は幼い頃に母を亡くし、父の秘書であり愛人でもあったフランス人に面倒を見てもらって母と敬愛していた城が飲ませてもらったワインを探しだすというものである。フランスの小さなレストランを転々としながらワインを探すのだが、ワインと人との関わり、特に親子の愛情をテーマにした話が多い。会社社長の実父が倒れたことと日本の高級ホテルのレストランの部長に気に入られ、熱烈なスカウトにも押され舞台は日本へと移る。果たして城は母のワインを見つけることができるのだろうか。
