バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜の評価
バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜の感想
命がけの作品だっただけに、内容の破たんが惜しい
出だしから内容が破たんしているこの作品は、元々高見広春氏原作のバトルロワイアルを映画実写化した作品の続編の位置づけであるが、高見氏が描きたい結末だったのか、高見氏だったらこういう続編を描いたかというとはなはだ疑問である。やはり、他の人の手に渡ってしまうと、作品が全く別物になってしまうこともあるという典型事例ではないだろうか。そもそも出だしからして内容が破たんしてる。独裁的に殺人を強要する大人の法律から逃げ出した七原と典子が、なぜ罪のない人間を殺すテロリストになっているのか。これではBR法を強要している政府と同じかそれよりたちが悪い。この時点でこんな七原見たくないと思うファンも多いと察する。七原の設定だけでも無理があるのに、七原をやっつけるために組織されている中学生が、バディ制で戦闘をさせられ、片方が死ぬともう片方も死んでしまうというのも、単純に自分たちを不利にするだけで意図が分からない。...この感想を読む