あの頃ペニー・レインとのあらすじ・作品解説
あの頃ペニー・レインとは、キャメロン・クロウが監督・脚本・製作を担当した映画である。監督自身が15歳で「ローリング・ストーン」誌の記者となり、レッド・ツェッペリン、ニール・ヤングといった伝説的なミュージシャンへのインタビューなどの体験を活かして作られている。 ウィリアム・ミラー役:パトリック・フュジット、ペニー・レイン役:ケイト・ハドソンを配役している。アメリカでは2000年9月13日、日本では2001年3月17日に公開された。 優等生のウィリアムが地元誌向けに書いた原稿がローリングストーン誌の目にとまり、記者として抜擢された。ロックジャーナリストとして、様々なバンドに取材を行っていく中、グルーピーのリーダーのペニー・レインと出会い切ない恋が始まっていく…。 第58回ゴールデングローブ賞作品賞「ミュージカル・コメディ部門)/第73回アカデミー賞「脚本賞」を受賞し、ペニー・レイン役のケイト・ハドソンは助演女優賞を受賞している。
あの頃ペニー・レインとの評価
あの頃ペニー・レインとの感想
15歳の青春とロック!!
とにかく素晴らしいの一言! 主人公ウィリアムが15歳という年齢だからこそ、味わう恋の切なさや音楽への刺激、友情、そして、ジャーナリストとして葛藤している姿が、とても美しく爽やかに見えるのではないかと思います。15歳という、若い青春時代にたくさんの事を経験し、学び、飛び込んでいく姿が、とても羨ましくそしてまぶしかったです☆ みんなでバスの中で熱唱するシーンや、ゴミがたくさん散らばってるホールを、ペニーレインが踊るシーンが、とても印象的で心に残りました。そして、何よりもペニーレインが可愛すぎです!こんな子いたら絶対恋しちゃうよ~!!と思います☆70年代のロックの音楽に合わせて贈る、素敵な青春映画です!
青春映画ですが、心に残ります。
「あの頃ペニー・レインと」はロックバンドとロックバンドのおっかけから恋人になった少女とロックバンドを取材する少年の物語です。少年や少女がロックバンドに憧れたり、バンドマンと恋に落ちる少女の世界というと、青春そのもので若い世代向けの映画に感じますが、初めてこの映画をみてから不思議と何年もたった今でも心に残る不思議な魅力があります。それは、もちろん主演のケイト・ハドソンのみずみずしい可愛らしさ、影がありながらもどこか妖精のような魅力があったからというのもあります。そして、自伝映画ということもあって、細部までリアリティがあって、家族との会話なども薄っぺらくなくきれいごとばかりでないというのも良かったと思います。