17歳のカルテの評価
17歳のカルテについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が6件掲載中です。
各項目の評価分布
17歳のカルテの感想
誰もが抱える心の闇を過激に描く
ある意味、ホラーより怖いかもしれないのが心の病。多感な思春期であれば、何でもないことも、とても大きな問題になってしまう。本作に出てきたような狂気溢れる主人公たちまでいかなくても、自分の中に黒い感情が芽生えてコントロールできなくなることはないだろうか。誰もがリサにもスザンヌにもなり得る。定期的に見る映画なのでDVDを購入したが、観る度に心の闇に引き込まれそうで恐ろしくなる。けれど中毒のように繰り返し観てしまうのは、立ち直っていくスザンヌの姿に、まだまだまっすぐやれるはずと思えるからだと思う。日本では2000年公開で13年前の作品なのに、アンジェリーナ・ジョリーと言えばこの作品を思い出す。