遠い空の向こうにの評価
遠い空の向こうにについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
遠い空の向こうにの感想
若さと熱意があふれる名作
思春期ならではのひたむきさの描写この物語の主人公はジェイク・ギレンホール演ずるホーマーという男子高校生で、厳しい父親とフットボール選手の兄に気圧されながら窮屈そうに生きている。そういうときにロシアが打ち上げた衛星スプートニクを見て、ロケットを打ち上げようという夢を抱くようになる。この時にもともとの仲間以外に科学オタクのクェンティンを仲間に引き入れようとするのだけど、こういう多感な時期はオタク呼ばわりされているような同級生と一緒にいるところを見られるのはかなり恥ずかしいと感じる年頃だと思う。実際ホーマーの仲間たちがそう言っていたところもある。そういうものを通り越していけるほどの熱意というのは、今大人が想像できる以上の勇気とひたむきさがあってこそなのだと思う。クェンティンを仲間に入れて様々な実験を繰り返していくシーンがある。たくさんのロケットを打ち上げては失敗し、それを繰り返しながらも楽し...この感想を読む