不死者あぎとのあらすじ・作品解説
不死者あぎととは2000年からウルトラジャンプで掲載された漫画であり、全5巻で完結している。作者は少年誌から少女誌まで幅広く活動し男女問わず人気を獲得しているなるしまゆりである。2015年現在は月刊誌ウィングスで少年魔法士を不定期連載している。その他の代表作に原獣文章(ハックルベリー)などが挙げられる。 ストーリーはカトリック系の女子高で不審な事件が相次ぎ、その事件の真相を究明すべく学園に派遣されて来た正式なエクソシストである天堂裂と柩あぎとが様々な謎に挑んでいく物語である。吸血鬼や聖書など宗教的なミステリー要素が随所に有り、主人公を悪魔の力を有しており悪魔と対決していく上で自分の信念を貫き苦しむ事も有るが、作者の独自の思想と哲学を散りばめたキャラクターとシナリオ展開が高い評価を得ている。なお作者は高河ゆんと親交が深く、作品のあとがきに登場する事がしばしば有る。作品のタイトルは不死者と書いて「しなずの」と読む。