現実は小説よりもつじつまが合わないと困るんですよ
加古川
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ライトノベルは、講談社の漫画雑誌『ARIA』にて2010年10月号から2012年6月号まで連載された漫画作品である。全20話からなり単行本は全4巻である。原作はなるしまゆり、同人活動と少女誌から青年誌まで幅広いジャンルを雑誌掲載している人物である。 この作品は、現役大学生で人気ライト系のサスペンス小説作家の顔を持つ主人公左々暗龍が奇妙な事件に巻き込まれていくミステリーである。自宅マンションで自身の小説ファンの少年ミカトとの出会いがきっかけで、奇怪なことが起こるようになる。自分の書いた小説の登場人物と同じ名前の人間が、登場人物と同じ格好で殺されている写真がメールで届くようになる。次々に送られてくるメールに、つい返信をしてしまった龍は、創作物の現実世界への影響の追究という犯行予告ともとれるメールを受け取る。龍は刑事加古川にとともに犯人を追及していく。作品のテーマは、創作物の影響で人は人を殺してしまうかである。
大学生の小説家が書いた話が現実となっていく、恐怖の物語でした。登場人物と同じ名前の少年と出会ってから彼の、小説家の運命は変わってきたのです。ある日突然送られてきたメール、その添付画像には話と同じ状況が広がっていました。たんなるいたずらかと思いきや、次に話の中の登場人物のコスプレをしていた少女が殺害されてしまう。しかしその少女は話の中では瀕死になっていただけで死んではいなかった。そんなときに届いたメールには「失敗した、瀕死って難しいな」みたいな内容が書かれていました。警察に相談し事態は進展していきますが…警察官がとても変わった人って感じで、可愛い少年探し、なんていって話の中の少年と同じ名前の少年を探したり。ホラーちっくな所もありますが、人為的な何かにも思えて先が読めない話です。
加古川
主人公佐々暗の巻き込まれた事件の結論について、自分の仮説を述べる場面での主張
ミステリマニアの友人
主人公左々暗から「ミステリにオカルトの要素はあっていいものか」と問われたミステリマニアの友人の回答