震える舌のあらすじ/作品解説

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震える舌

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震える舌のあらすじ・作品解説

「鶸」「路地」で知られる三木卓の同名小説の映画化作品で、破傷風菌に感染した幼い少女の鬼気迫る闘病生活を描き話題となった、1980年に公開された日本映画である。製作/監督は「砂の器」「八つ墓村」の野村芳太郎で、過分にオカルト・ホラー寄りの演出には是非が分かれたものの、感染症への注意喚起を強く訴える結果となった。脚本は「鬼畜」「赤ひげ」の井手雅人。 1970年代、千葉の造成地に建つ団地で暮らす三好昭と妻邦江夫婦は、幼い娘昌子と3人の核家族。小さなケガで始まった昌子の妙な振る舞いは深夜、激しいけいれん発作を引き起こすこととなる。救急搬送先では一旦落ち着いたものの、翌日大学病院で破傷風との診断が下され、担当の女医能勢が就き治療が始まる。が、わずかな刺激で絶叫し硬直し流血する我が子の姿に、夫妻は疲弊し壊れてゆくが…。 三好昭を渡瀬恒彦、妻邦江を十朱幸代、娘昌子を若命真裕子(子役)、小児科医長を宇野重吉、担当医能勢を中野良子、昭の母を北林谷栄が演じている。他に蟹江敬三、越村公一、梅野泰靖など。

震える舌の評価

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