マトリックスの感想一覧
映画「マトリックス」についての感想が13件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
アクション以外の部分をしっかり理解してる人はどれだけいる?
これは難しい映画ですね。初見のときは、単にアクションシーンだけを楽しんでみましたが、今になってそういえばどういう話だったんだっけと思い、見直しました。この映画、最初シーンがいきなり仮想世界から始まるから難しいんです笑最初はソフトウェア会社のプログラマとしてのアンダーソンが出てきますよね?あたかも現実世界のようなシーン。これが仮想世界なんですよ。ここではアンダーソンが、「起きているのに夢を見ているような感覚」であり、「もしかしたら、今生きているこの世界は夢じゃないか」と違和感を感じています。その仮想世界の中で、トリニティやモーフィアスと出逢い、「アンダーソンが生きている世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられます。そして仮想現実で生きるか、現実世界で目覚めるかの選択を迫られます。現実世界で目覚める事を選択したアンダーソンは、そこで自分がコンピューターの動力源として栽培さ...この感想を読む
引き込まれる世界感!
20世紀最後の超名作SFアクション映画。仮想現実空間を支配するコンピューター相手に戦いを挑む死闘を描いた作品です。自分が今いるこの現実世界が、実はコンピューターが作った仮想現実空間で、実際はコンピューターに支配された人たちが夢の中で暮らしているだけという設定です。なにやらめんどくさい話です(笑)。この映画の素晴らしいところは、10数年前の映画ですが、SFX技術が素晴らしく、今見てもなんの違和感も感じられない映像技術の素晴らしさと、何と言ってもアクションシーン。今では当たり前になったワイヤ―アクションを一躍有名にした作品でもあります。また、それらの技術によって作り出される世界感こそがこの作品の見どころのすべてだと思います。登場人物に使われる宗教用語なども、そんな世界感を飾る一つになっているかもしれませんね。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
誰しも一度は思ったことがないでしょうか?この世界は、実は自分が見ている夢なのではないのだろうか?と、まあ思春期にありがちな、いわゆる厨二的妄想の一つだとは思うのですが、このマトリックスは、そんな妄想が現実のものとなったような作品となっています。大手のソフトウェア会社に勤めつつも、裏では凄腕のハッカーとして日常を過ごしていた主人公ネオは、ある日、トリニティと名乗る美女との出会いをきっかけにして世界が一変する事となる。この世界は、高い知能を持ったコンピューターによって支配された世界で、人間は、生れ落ちてからカプセルの中で培養させられつつ電池のような役割を与えられ、精神は、全員が共有した仮想世界の中で夢を見せられているという現実だった。この映画は、とにかくそのSFX技術がとにかくすごい。放映より数年経つ現在でも、その映像美はまったく引けを取りません。また演出や音楽もかなりCOOL!な出来栄えとなって...この感想を読む
この世界は本当に現実なのか?!
とにかく、今までにない設定で本当に面白かったです。 まさか、自分の住んでいる世界が仮想現実で、本当は誰かに飼育されていると考えたらゾッとします。 電話で行き来できるようになっていますが、この映画を観た後はしばらくベルが鳴ると一瞬とるのを躊躇してしまいました(笑) 物語がどういう風に展開していくか、正直少し難しかったのですが、それを差し引いてもキアヌのアクションや、敵の怖さ加減がすごくて、素直に楽しめました。 マトリックスは、映画館で見るのがド迫力で最高にお勧めなのですが、何回観てもハラハラドキドキさせてくれるので、ま~どこで観ても楽しめると思います。 水中をイカ?みたいなのが追いかけてくるシーンと、ベルが鳴っているのに追いかけられて中々とれないシーンは、心臓がいくつあっても足りないくらいドキドキもんです!
キアヌ最高!ストーリー最高!ウォシャウスキーすげぇ!と思った作品
もう何度観たか覚えていないくらい何度も観ている映画の一つです。何がそんなに魅力的かと言うと、やっぱり一番はこの脚本だと思います。わたし、この映画を初めて観た時に、あまりにも衝撃を受けすぎて、もしマトリックスの世界を信仰する宗教でもあったなら、ソッコー入っていただろう・・・と、わけもわからず悔しがり、悩んだ時期がありました(笑)。この身体のある世界が仮想世界で、本当は・・・というあの話は、SFの世界ではわりと昔からある設定だとは思うのですが、そこにコンピューターの概念が持ち込まれるとこんなにリアルな雰囲気になってしまうのか~!!と、愕然としてしまいました。そして、いや、違うんだ、と頭ではわかりつつも、しばらくは本当のことだと信じながら過ごしていましたねぇ。大好きな作品です。
20世紀最後の映像革命
ウォシャウスキー兄弟による20世紀最後の名作。本作は様々な影響を受けていて、ウィリアム・ギブソンの小説『ニューロマンサー』や押井守の『攻殻機動隊』なんかがあります。逆に本作から影響を受けた作品が多く、映画界に新風を吹き込んだと言っても過言じゃない。最大の見所はやはり、映像だと思いますが、なんと言ってもワイヤーアクションを取り入れた点でしょう。香港からアクションスタッフを雇い、本場仕込みのワイヤーアクションによって、その後のアクション映画では当たり前になったぐらいハリウッドに衝撃を与えました。そして、主人公であるネオを演じたキアヌ・リーブスの無表情な演技はもの凄い親和性を持たせ、彼にとっても最大のヒット作となったのは言うまでもない。これを見ずしてSFアクション映画を語っちゃいけないですね。
キアヌ・リーブスで見るの決めました
キアヌ・リーブスが大好きで、最初この映画を観ることを決めたのですが、見て後悔どころか見てよかったと心から思いました。最初訳わかんない人達に捕まったと思っていたら、悪い人たちと命懸けで戦ってる人たちで、でもキアヌ・リーブス演じるネロも弱くて、救世主とか呼ばれてるのになんで?と疑問に思いながら見ていると、一回死んでから変わるのねとビックリ人間じゃないから救世主ってことかって、死んでるわけだししも怖くないわけで、一度死なないと強くなれないのはドキドキでスリルがあったけど、死んでなかった感動で私は泣いてました。エイジェントにはが、たたなかったのに、いきなり逆にかなり強くなってスッキリしました。ちなみに最後がです。
仮想現実っておもしろい!
キアヌ・リーヴス演じる天才ハッカーのネオが見知らぬ美女トリニティに出会い導かれてマトリックスと呼ばれる“仮想現実”に連れていかれる。誰でもピンチな時にこんな事できたらなぁ…とかありますよね!まさにそんなアクションが満載です。映像も特撮ありで超リアルです。息つく間もないストーリー展開で目が離せません!さすが仮想現実です。現実じゃありえない展開です。ちょっとエイリアンみたいな場面もあってドキドキしました。マトリックスの乱れ打ちされる銃弾を避けるシーンは皆さんよくマネしたりで流行りましたね。キアヌが使っていたかっこいいサングラスも流行りました。仮想現実にかなり引き込まれて楽しかったです!
空想世界と現実世界のハチャメチャアクション!!
今生きているこの世界が空想世界のマトリックスという設定です。主人公の「ネオ」演じる「キアヌ・リーブス」が空想世界から抜けて、映画の設定である現実世界の未来に行き、未来の機械に支配された世界を救う救世主として活躍する物語です。正直、内容が難しく1度見ただけでは理解できませんでした。しかし、映像の技術やカンフーに似たアクション、そして爽快的な銃撃戦は何度見てもすごいと思いました。日本のアニメの「攻殻機動隊」をモチーフ?にしてあるのかわかりませんが、似たところがよくつかわれています。続編やアニメもでていますが、この作品だけでも楽しむことができます。
ブラウン管TVで見ても良いと思う
キアヌ・リーヴスが演じる主人公トーマス・アンダーソンは大企業のソフトウェア関係の会社に務めるプログラマは実はもう1つの顔をもっていた。あらゆるコンピュータに侵入する天才ハッカー「ネオ」。その天才的な頭脳を人類の為に使う時がやってきたのだ。人間がコンピュータに支配された世界から解放する戦いに挑んでいくネオ。パラレルワールド的な感じの話で、仮想現実と現実を行き来しながら話は進んでいく。とにかくワクワクさせられました。素晴らしいカメラアングルで臨場感がありました。これなら最近の薄型TVじゃなくてブラウン管TVで見ても迫力ある映像なんじゃないでしょうか?音楽も映像に合っていて耳に残る様なものでした
映像技術がすごい☆
映像技術などでも有名になったシリーズ第一作目!!カッコイイアクションが盛りだくさんです!僕は後半の銃撃戦のシーンが大好きです。当時はそのシーンだけ何度もチャプター再生して見ていました。シリーズ全て観ましたが、この銃撃戦が一番好きです。アクション映画で、特に痛々しいシーンとかは一切無いです。映像技術などで話題になっただけあって、見どころはたくさんあります。世界観や設定も細かくて、奥が深いなぁと思います。当時有名になったシーンもありますし、映像作品としても楽しめる作品です♪3部作を全て観るもよし、この1作目だけでも十分に楽しめると思います。シリーズを通しても、インパクトがあった作品でした。
映像がすごい!
キアヌ・リーブスの代表作であるといえる本作は、映像やストーリーなどの面で、名作とされている。背中を仰け反らせて、弾をよけるシーンは、よくネタにされ、とても有名だ。物語の始まりは、主人公のトーマス・アンダーソンに謎のメールが送られてくるところから始まる。程なくしてトリニティーと言う女性と出会い、トリニティーの仲間であるモーフィスと顔を合わせる。そこで、今住んでいる世界は仮想空間であることを聞かされる。話を聞かされたネオ(アンダーソン)にモーフィスは、今聞いたことを忘れ日常に戻るのか、自分たちと一緒に外の世界に出るのか決断を迫る!そこから物語は加速していく。一時も目を離せないハイスピードアクション。哲学的でもあるし、考えながら見てみて欲しい。
仮想世界の物語。
SF映画はあまり得意では無いのですが、これは楽しく観ることができました。きっとかっこいいアクションシーンが多いためでしょう。キアヌ・リーブスのアクション、とてもすばらしかったです。かっこ良くてスタイリッシュ、洗練された作品です。やはり、最近また観てみると当時のCG技術はちょっと気になるところもありますが、あの当時には画期的で新しい映画だったことは十分伝わります。その後、類似作品は数多く出たことが何よりの証拠でしょう。テンポもよく、特に、キアヌが弾丸をスローで避けるシーンを代表して漫画を観ているような、ワクワクする映画でした。シリーズは続いていますが、この作品が一番好きです。