アクション以外の部分をしっかり理解してる人はどれだけいる?
これは難しい映画ですね。 初見のときは、単にアクションシーンだけを楽しんでみましたが、今になってそういえばどういう話だったんだっけと思い、見直しました。 この映画、最初シーンがいきなり仮想世界から始まるから難しいんです笑 最初はソフトウェア会社のプログラマとしてのアンダーソンが出てきますよね? あたかも現実世界のようなシーン。これが仮想世界なんですよ。 ここではアンダーソンが、「起きているのに夢を見ているような感覚」であり、「もしかしたら、今生きているこの世界は夢じゃないか」と違和感を感じています。 その仮想世界の中で、トリニティやモーフィアスと出逢い、「アンダーソンが生きている世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられます。 そして仮想現実で生きるか、現実世界で目覚めるかの選択を迫られます。 現実世界で目覚める事を選択したアンダーソンは、そこで自分がコンピューターの動力源として栽培されていることにやっと気付いたわけです。 コンピューターは、人類から安定的にエネルギーを得るためには、人類の精神を安定させる必要があり、そのためにあたかも現実世界にいるような夢(仮想現実)を見させているわけですね。 なるほどなるほど。 コンピューター側はこの仮想現実(マトリックス)をうまく構成することが課題なようです。 アンダーソンはコンピュータの支配を打ち破る救世主と信じられており、仮想現実空間で戦えるよう訓練をした。それ以来、仮想現実と現実を行き来しながら、人類をコンピュータの支配から解放する戦いを始めていきます。 まあそこで出てくるのが監視役のイカやエージェントってわけですね。 でもとりあえず人類がコンピューターを滅ぼそうとする作戦で、「動力源、すなわち太陽エネルギーを断てば、コンピューターは滅びるだろう」とあったのですが、なんでコンピューターが太陽エネルギーを利用するんでしょうか…。 それからモーフィアスを救出するシーンで、アンダーソンがヘリからガトリングガンでエージェントを攻撃するシーンがありますが、完全にモーフィアス無視して撃ってますよね笑 そんでもって弾切れになると、ドヤ顔で肉弾戦始めるのやめてください笑 普通は肉弾戦なんか好みません笑 完全なるカンフーヲタの変態ですね。 何度も「それがやりたいだけでしょ笑」って突っ込みました笑 とりあえず初見の方は2回みましょう!
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