バラ色の明日の評価
バラ色の明日についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
バラ色の明日の感想
たくさんの何かが埋まっている作品
ひっちゃかめっちゃかいくえみ先生の得意分野である短いお話たちがたくさん集まっている作品です。以前コミックスを集めていたのですが、諸事情により手放すことになり、今回新たに手元に欲しいということで文庫版を購入しました。女の子はキラキラしたものが本能的に好きなのですが、表紙がキラキラしていて、その装丁でもう目が満足しています。当たりカードが揃っているようで、ページを開く前にすでに満たされます。コミックスでは味わえない楽しみ方が文庫版では出来ます。ページをめくって話に入っていくのですが、恋愛の流れがどれもせっかちで、少ないページ数であっという間に胸を掴まれるような切なさが押し寄せてきます。実際の時間に換算すると、それは個々人で違うとは思いますが、人は三ヶ月ごとに目が覚めて自分の恋愛を見つめ直すようですね。だからきっと夢から覚める三ヶ月ごとの修羅場なり困難なりが読者の現実でも起こりかねないリアル...この感想を読む