司祭の評価
司祭の感想
セクシャリティと信仰
ゲイであるカトリックの司祭グレッグが、自分の性的な指向と信仰の間で悩み、その周囲の反応に傷つく話です。ロバート・カーライルをこの映画で初めて観て(グレッグの恋人グレアム役)、何か不健康そうな人だなと思ったのを憶えています。ゲイバー通いで男見つけてという司祭の姿は、かなり物議を醸したようですが、カトリックに全く信仰のない自分には関係ありませんでした。ゲイバーでの出会いとはいえ、グレアムはちゃんとグレッグを愛してたんですよね。自分の教区に父親から性的虐待を受けている女の子がいて、その子の告解を聞いて守秘義務との間に悩みます。スキャンダルがあったとはいえ、とても真面目でいい司祭で、最後に女の子がグレッグを抱き締めるシーンは感動でした。