外はいい天気だよのあらすじ・作品解説
外はいい天気だよは、谷川史子の漫画作品で、1998年7月に単行本として全1巻を刊行している。 今作品は、片思いを題材にしたオムニバスストーリーとなっており、表題作に関連するストーリーが3話、雪の降る頃、北風とポスト、雪物語、あとがきマンガ告白物語の7篇が収録されている。 文芸同好会ための小説を書いているかのこの耳に、小説を朗読する声が聞こえ、振り返ると幼なじみの森之介が小説をニヤニヤしながら読んでいる。頭に来たかのこが、ノックしろと言うと、ノックが聞こえないほど小説に集中してるのはすごいと持ち上げる始末。かのこは中学3年生にもなって・・・と溜息を付く。夏休みが終わる頃、森之介はかのこを呼び出し、なにやら真剣な顔をしもじもじしている。かのこは具合でも悪いのかと聞くと、好きな奴がいると森之介は話した。 森之介はかのこの友人を好きになってしまい、会話のきっかけををつくってほしいと頼みに来たのである。森之介の頼みを断れないかのこは、引き受けることになるのだが、かのこも森之介に恋をしていた。
