レオンの評価
レオンについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
レオンの感想
色褪せない悲しみと温かさをもった作品
マチルダ役のナタリー・ポートマンの魅力この作品が公開された1994年は、まだ映画館によっては「同時上映」のシステムが取られていて、1800円払って二本映画を観ることができる時代だった。よって、別の某映画を観に行ったところ、同時上映がこの「レオン」だったのだが、不覚にも本命の映画よりこちらの方がはるかに印象に残る映画だった。とにかく度肝を抜かれたのが、12歳の少女マチルダの聡明さ、少女であるにもかかわらず大人顔負けの妖艶な色気(と言ってもいやらしいものではなく)を持っている点である。当時マチルダを演じたナタリー・ポートマンは13歳だったようなので、ほぼ年齢相応の役を演じていたことになる。この作品のマチルダ役が、大人になったらどれだけの実力者になるか計り知れない才能を持った女優・ナタリー・ポートマンの存在を日本に知らしめることになったことは間違いない。大人のレオンを射抜いて見透かすような魅惑的な視線は...この感想を読む