真昼の決闘のあらすじ/作品解説

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真昼の決闘のあらすじ・作品解説

真昼の決闘(原題:High noon)は1952年に公開されたアメリカの西部劇映画である。 「教授と美女」のゲイリー・クーパーが主演を演じ、映画界へ進出したグレース・ケリーが主人公と式を挙げたばかりの新妻のエミーを演じた作品としても知られている。 メガホンを取ったのは「時は遥かなり」のフレッド・ジンネマン。 なお、ゲイリーは第25回アカデミー賞で2度目の主演男優賞を獲得している。 KINE NOTEでの平均評点では100点中/74点という評価が得られ、共演者にはトーマス・ミッチェル(「風と共に去りぬ」)、ロイド・ブリッジズ(「拳銃45'」)などがいる。 この作品はエミーとの結婚で町の保安官を辞め、他の町へ引っ越す決意を立てていたウィルが自身が以前逮捕した男・フランクが保釈され町へ戻って来るという知らせを受け、再び保安官バッジを胸につけフランクと弟のミラー達を倒すために立ち向かっていくという内容となっている。

真昼の決闘の評価

総合評価
4.504.50
(1件)
映像
3.003.00
脚本
4.804.80
キャスト
5.005.00
音楽
5.005.00
演出
4.504.50

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真昼の決闘の感想

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本当の正義とは何か?

西部劇でよくあるのが、ネイティブアメリカ対白人という構図。まだまだネイティヴアメリカンに対する差別の根強い時代だったアメリカにはこのスタイルの西部劇が好まれました。保安官がガンをバンバン撃って敵(ネイティヴアメリカンとか)それが正義!そのような西部劇のイメージを打ち崩したのがこの映画です。長いものに巻かれ差別、裏切りを平気でするアメリカ人の実態に主人公ケイン(ゲイリークーパー)はがっかりします。本来は保安官を支持する立場にある住民も、自分の妻さえもケインの味方はしてくれません。本当の正義とは何なのか。なぜ彼は裏切られても戦うのか。そのはっきりした答えはこの映画の中にはない。だからこそ正義とは何かということを物凄く考えさせられる。最後のシーンで住民に喝采されるもケインは喜ぶこともなく町を後にする。顔は浮かない。その訳を考えて欲しい。また、もう一つ面白い点が妻役のグレースケリーの心情の揺れ...この感想を読む

4.54.5
  • おぴんそんおぴんそん
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  • 659文字

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