ぼくの伯父さんの休暇のあらすじ・作品解説
ぼくの伯父さんの休暇は、1952年に製作されたフランス映画である。監督・脚本は、「のんき大将脱線の巻」「ぼくの伯父さん」「プレイタイム」のジャック・タチ。音楽は、アラン・ロマン。出演者は、ジャック・タチ、ナタリー・パスコー、ルイ・ペロー、アンドレ・デュボワ。 人々が混雑している列車で移動する中、今にも壊れそうな超オンボロ車で悠々とバカンスにやって来たユロさん。海辺のホテルに宿泊して海水浴やテニスやヨットを楽しむが、事あるごとに珍騒動を巻き起こすユロさんにホテル従業員や宿泊客達は振り回されっぱなしなのであった。ユロさんのバカンスの始まりから終わりまでの飄々とした日々を描いた、ジャック・タチのパントマイム形式の演技を楽しめるコメディ映画である。 1958年にジャン=クロード・カリエールによる小説「ぼくの伯父さんの休暇」が出版された。 ルイ・デリュック賞とカンヌ映画祭国際批評家賞を受賞。 2015年にBlu-rayが発売された。