ヘラクレスのあらすじ/作品解説

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ヘラクレスのあらすじ・作品解説

ヘラクレスは1997年公開、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作によるアニメ映画であり、興行収入2億ドルを突破した人気作品である。 ギリシャ神話のヘラクレスに関する逸話をもとに新たな脚本を書き上げた作品であり、ストーリーはオリジナル要素がほとんどだが、三頭犬ケルベロスなどのモチーフ要素が数多く登場する。 この作品は神ゼウスの子として生まれながらも死者の神ハデスの策略によって半神半人となり、人間として過ごしながらも自らの怪力に悩んでいたヘラクレスが、自分が神の子だと知り、神に戻るための条件である真の英雄となるために歩む姿を描いた作品である。 監督は「アラジン」「トレジャー・プラネット」などでともにディズニー作品を作り上げてきたジョン・マスカーとロン・クレメンツが携わり、音楽もアカデミー賞作曲賞や歌曲賞を受賞した「アラジン」をはじめ、多くのディズニー作品に携わっているアラン・メンケンが担当している。

ヘラクレスの評価

総合評価
4.004.00
(4件)
映像
4.134.13
脚本
3.753.75
キャスト
4.134.13
音楽
4.634.63
演出
4.384.38

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ヘラクレスの感想

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Go the Distanceは名曲

すでにちょっと懐かしく感じちゃうセル画ディズニーって言えば長編アニメ映画。いやー今見ても初期の「白雪姫」とかヌルヌル動いて、すごいもんね。毎日テレビでアニメが放送されてる日本ではアニメといえばセル画って思いがちだけどディズニー映画でセル画メインのものは少なくなってしまい、今や発表されてないのが現状。全てピクサー系のものに入れ替わってる。もちろんピクサー系も好きなんだけど、なめらかに動く手描きのアニメーションは古い作品も何故か新鮮に感じる。このヘラクレスのキャラデザインはディズニーのほか作品に比べデフォルメが強く、軽くアメコミ調で独特なところも魅力的。またセル画の手法に戻ったりしないのかな?好きな人多いと思うんだけど自分が懐古厨なだけ!?裏切らなさ過ぎのストーリー「ヘラクレス」の物語の題材となったのはギリシャ神話。日本ではあんま馴染みがないから元が良くわかんないけどw実際はキャラのモデルに...この感想を読む

4.04.0
  • 米田もち米田もち
  • 663view
  • 2270文字
PICKUP

音楽が最高!

「ヘラクレス」にはディズニーのキャラクターとしては、子供受けするようなカワイイ~感じのキャラクターは登場しませんよね。みんなに愛されるプリンセスも登場しませんし、ミッキーやプーさんのようなカワイイアニマル系キャラも登場しません。それでも、ディズニー作品なので、ストーリーとしては間違いない感じですよね!どんな世代の人が見ても、安心して楽しめる安定のディズニークオリティという感じ(^^)結末にどんでん返しなどはなく予想通りの展開となっていますが、筆者が面白い作品だなぁと思う大きな理由の1つが―音楽にあります!近年のディズニー作品では、「アナと雪の女王」の楽曲などが大ヒットしましたが、筆者の中で「ヘラクレス」は、それに匹敵するくらいの楽曲だと思っています!数あるディズニー作品中でも、1位2位を争うほどの素敵な音楽だと思っています☆とにかくノリノリですし、あの映画を盛り上げるうえで無くてはなら...この感想を読む

4.04.0
  • りなりな
  • 70view
  • 508文字

『認められる』大切さがわかる映画。

ヘラクレスといえばギリシャ神話で有名な英雄。その神話から行くと、どちらかと言うとゼウスの子でありながら正妻のヘラの子ではなかったため、様々な苦難を超えなければならないという悲劇の主人公だった。しかしディズニーがそんな暗いストーリーするはずがない!ハッピーエンド!ということで出来上がったのが、ゼウスとヘラの実子で神の子でありながらゼウスの兄弟でその地位を狙う悪役のハデスの策略で人となってしまう・・・・が、そんな逆境にも負けず幸せになる!!シンプルといえばシンプルなストーリーだが、わたしはその中でも神の世界に戻るため、父であるゼウスがヘラクレスに与えた試練。『本物』の英雄になれ。人を救い、英雄と呼ばれながら一番認めてほしい父に認められないヘラクレスの悔しさは現代の若者に反映されているように感じた。この映画を通して何かを感じ取れるのではないだろうか?自分の価値、を考えた時に一度この映画を見て...この感想を読む

4.54.5
  • shiori2010shiori2010
  • 104view
  • 402文字

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