THE 4TH KIND フォース・カインドのあらすじ・作品解説
2009年に公開された、”第四種接近遭遇を実際の記録映像を交えたドキュメンタリー”としたアメリカのモキュメンタリー作品。監督は「ザ・ケイヴ」「エビデンス -全滅-」のオラトゥンデ・オスンサンミ。 2000年10月、行方不明事件が多発し、FBIの捜査も頻繁に行われているというアラスカ州の小村ノーム。かつて夫を侵入者に刺殺された心理学者のタイラー博士は、「フクロウが見ていて眠れない」と訴える不眠症患者たちが異常に多いことに不審を抱く。うち数人に催眠療法を試したところ、患者の1人トミーが療法後に錯乱し、家族を惨殺した後、自殺してしまう。また、彼女自身にも異常な現象が起き始め…。 切迫したリアルな”記録映像”と”再現映像”が差し挟まれることで、技法としては充実している佳作である。タイラー博士を「バイオハザード」「フィフス・エレメント」のミラ・ジョヴォヴィッチ、オーガスト保安官を「プロフェシー」のウィル・パットン、キャンポス博士を「エキゾチカ」のイライアス・コティーズが演じている。
THE 4TH KIND フォース・カインドの評価
THE 4TH KIND フォース・カインドの感想
信じるものはのめり込むこと間違いなし
宇宙人は実在すると思いますか?怪奇現象はあるのでしょうか?催眠術を信じますか?これらの化学でも立証できないもののオンパレードです。これらの質問についてYesかNoでこの映画の面白さが大きく変わること間違いなしです。Yesの人は宇宙人に子供や家族が拉致される可能性も否定できないのではないでしょうか。実際に子供を拉致されたストーリーです。拉致されるまでに前兆が起こります。人の脳は凄いもので見たことのないものでも自分の記憶中であてはめれるものを探し出すことができるのです。映画の中での1つキーポイントがフクロウです。それが本当にフクロウなのか?昨日の記憶が正しいのか?23時に寝て、7時に起きたが本当にこの間、寝ていたと言い切れますか?何者かに記憶を消された可能性はないでしょうか?実際の映像を使用され構成されているので録画映像とそれを元に作られた映像と同時に楽しめるシーンがいくつもあります。それは新しい感覚...この感想を読む
どこまでが真実なのか・・・
実際の映像と言われているものを、ミラ・ジョヴォビッチ主演の再現映像を交えながら、ドキュメンタリータッチに仕上げた異色のSF作品。夫を亡くしたばかりの心理カウンセラー、アビゲイルが担当した患者たちは、そろって奇妙な夢におびえていた。催眠療法を試みた彼女が立てた仮設は、地球外の生命体による誘拐“アブダクション。そして、彼女自身も催眠療法によってある事実が発覚するが・・・後半はかなりオカルトな展開になりますが、演出が効果的で良い感じに恐怖感を煽ります。事実なのかどうなのか、は観ている人の判断にゆだねられると思いますが、色々なことを深読みしながら観ていくとぞっとする映画です。こういう作品が好きな人には、おすすめです!