ハーレム・ナイトのあらすじ・作品解説
ハーレム・ナイトは、1989年に公開されたアメリカ映画である。「大逆転」「48時間」「ビバリーヒルズ・コップ」など、俳優としても活躍しているエディ・マーフィの初監督作品であり、監督と脚本と製作総指揮と主演の4役をこなしている。 舞台は1918年のニューヨークのハーレム。身寄りがない少年クイック・ブラウンは、クラブ「シュガー・レイ」のオーナーであるシュガー・レイに引き取られ、20年後にはシュガーのパートナーとして立派に成長する。 ある日、「シュガー・レイ」の店にギャングのボスのバグジー・カルホーンが、刑事を利用して店の売り上げのピンはねを要求してくるが、クイックとシュガーは、バグジーを出し抜くための計画を仕掛ける、痛快ギャング・コメディである。 アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞し、音楽はグラミー賞受賞歴があるハービー・ハンコックが担当している。公開当時、全米1位のヒットとなった作品である。