星の王子ニューヨークへ行くのあらすじ・作品解説
「星の王子ニューヨークへ行く」は1988年公開のアメリカ映画である。原題はComing to America。主演エディ・マーフィーはこの映画の中で特殊メイクで4役を演じている。脇役を固めるキャストもアーセニオ・ホールはじめ豪華な顔ぶれ。監督はジョン・ランディス。アメリカの出世物語ともいえるストーリーは、自然にも資源にも恵まれた豊かなアフリカの王国ザムンダの王子アキーム。21歳の誕生日を迎え、自分で花嫁を見つけたい!と世話係を連れニューヨークへ旅にでる。花嫁探しを続けるアキームは、ある日リサに一目惚れ。貧乏学生として彼女の家が経営するハンバーガーショップで働きはじめ、婚約者のいたリサも次第にアキームに惹かれていく。しかし、様子を見に来たザムンダ国王と王妃が、リサとのつきあいは遊びだと彼女に告げ、ショックを受けるリサ。本心をうちあけるアキーム王子とリサの恋の行方は…。壮麗な宮殿と豪華な衣装や演出も見所の、コメディ映画の大ヒット作である。
星の王子ニューヨークへ行くの評価
星の王子ニューヨークへ行くの感想
改めて観たらわりと謎設定のコメディー映画
これは”コメディー映画”でいいんですよね?昔から大好きな映画のうちのひとつ。今までわりとテレビのロードショーで何回もやっていた映画ですが、たまたま「星の王子様」(小説)を紹介したテレビ番組をみていたときに、旦那がこの似たようなタイトルの映画を観たことないということだったので、久しぶりにレンタルして鑑賞しました。本編が始まって数分、お城の様子や日常の流れが続き・・・「これはコメディーなの?」と聞かれてハッとしました。私はてっきり楽しいコメディー映画だとずっと思っていたのですが、この映画はわりとアメリカ映画にある”ドカンドカン”とした笑いを起こさせるタイプではなく、合間合間に”クスクス”させるタイプのコメディー映画だったので、実は分類がしにくい映画であり、人によっては、”ドラマ”か、”ラブロマンス”だったのです!(旦那は恋愛映画は大嫌いなのでこの時点で最後まで鑑賞できないんじゃないかとハラ...この感想を読む
クスッと笑えるコメディ作品
面白かった!有名な作品ですし、安定した面白さでした。終始ずっとコメディなのですが、エディ・マーフィの軽快な感じがとてもこの映画にポップさをだしていてよかったです。アフリカ独特の陽気な感じとか、見ているこっちまでウキウキさせられましたね。王子ということで周囲が全部してくれちゃうから、ちょっと世間とズレたところとかも嫌味なく描かれていたと思います。お金というものへの欲望このお話は王子が自分というものを知ってほしい、身分じゃなくて自分をみてほしいということが軸になっています。でも物語にでてくる人物たちってリサ以外はほぼお金持ちだってことで態度が急変します。リサのお父さんもそうです!あれだけダリルを推していたのにあっさりとアキームに媚びてましたね(笑)でもお父さんのいいところは本気で娘を愛しているということ。国王がリサのことを悪くいったとき、どんなに大金でも受け取りませんでした。あそこで受け取っ...この感想を読む