眠れる森の美女の感想一覧
映画「眠れる森の美女」についての感想が6件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
比較の連続-誰が悪者か?
オーロラの父とマレフィセントの関係オーロラ姫の整った顔の美しさや金色に輝く長い髪も私は全てが憧れです。可愛い笑顔や、フィリップ王子と出会い恋に落ち一瞬にして初恋が始まり、やはり姫と王子が登場する作品には、沢山の夢が詰め込まれていると思います。日頃私のような一般人は王子と出会うことなどありませんし、むしろ出会い恋に落ちた相手を”私の王子様”と呼ぶくらいです。本物の王子ではありませんが、皆それぞれが恋をします。どんな恋なのかは何億通りもあることでしょう。ただ、この作品の場合オーロラの身に危険が迫っていることを本人はこれっぽっちも知りません。ただ毎日を精一杯生きてきたオーロラの姿はまるで妖精のようにも見えてきました。キラキラ輝く表情はまるで怖いものなど何もないと言っているようでした。小さな小屋で三人のおばさんに育てられます。両親は亡くなったと言われて三人のおばさんと楽しく暮らしているオーロラ...この感想を読む
いばら姫のお話
子供の頃に観て、悪い魔女の形相が怖くて怖くて、全体の雰囲気も何だか怖いし苦手な作品でした。今観ると違う感想になるのかもしれませんが、自分の知らない生まれたばかりで呪いをかけられて、眠ってしまって、王子様のキスを待たなければ眠りから覚めることができない…この話自体が怖すぎて受け付けないです。あの悪い魔女の出で立ちや、何もかも全てが怖いです。あんなのが迫ってきたら今でも悲鳴を上げて逃げてしまうと思います。唯一可愛いキャラクターと言えば、太っちょの妖精たちぐらいです。それもあんまり可愛くないし。苦手です。悪い魔女があそこまで怖くなければ好きになったかもしれません。
ディズニー珠玉の名作。
まるで美しい絵本を読み進めているかのような色彩豊かな映像と、チャイコフスキーのバレエ音楽が融合した素晴らしい作品です。誰もが知っている王道のストーリーですが、おちゃめな3人の魔女、迫力sるマレフィセント、どこかコミカルな王様達などキャラクターにディズニーならではのオリジナル要素がふんだんに取り入れられていて、他にはない作品になっています。ミュージカルシーンも、素晴らしい。子供の頃みて大好きでしたが、大人になった今見ても古臭さが全く感じられないのがすごい。物語終盤のオーロラ姫と王子のダンス、ドレスの色が次々と変わるシーンは何回見ても素敵です。
小さい頃に観た魔女は怖かった
ディズニーのアニメはいろいろあるけれど、「白雪姫」やこの「眠れぬ森の美女」のようなタッチの絵が好きなので、今でもよく見ます。小さい頃、この作品を観た時はオーロラ姫の誕生祝いに来た魔女が怖くて目をつぶるとあの顔が浮かぶくらいのトラウマでした。そのオーロラ姫の傍らにいた3人の魔法使いのおばさんたちがとてもかわいらしくて、あの3人を見て魔女の顔を忘れるようにしていたのを思い出します。糸紡ぎ車の針で指を指して死ぬという呪いをかけられ、死なないように国を挙げて糸紡ぎ車を処分したり、常に3人の魔法使いのおばさんたちに守られたりする姿を見て小さいながらに「お姫様はみんなに守られているんだ」と微笑ましく見ていたのを覚えています。最後はハッピーエンド、やっぱりこういう話を見ると心が少し緩やかになるので大好きです。
心に響く珠玉の音楽
ディズニー作品の中でも歌唱部分に本格的なオペラ感がある今作。可愛げのある高い声のディズニーヒロインの中でもおとなになって聞いてていいなと思える曲が満載です。小さい頃に見たときは、悪い魔女が王女さまを塔の頂上に呼ぶ声がトラウマになりました・・・そしておとなになって観てもその不気味さは抜けません。ディズニーキャラクターの悪役の中でも可愛げのある一面が殆ど描かれていないマレフィセントはとりあえず怖いという印象でした。低予算で、生前のウォルト・ディズニーが関わった童話を原作とする最後の作品だったと考えると、何か暗示があるのではないかと少し疑ってしまう、そんな作品でした。
ビデオと違うのが残念。
小さい頃に何度も何度も繰り返し見た映画♪ビデオじゃ保存もそろそろ厳しいかな…と、今回DVDを購入してみました!ビデオと比べると、うちのビデオテープは少し傷んでたのもありますが、映像がとても綺麗になっていました。しかし、声優さんが変わっていたことと、セリフもところどころ違ったのはちょっと残念でした…。それでもうちの子供たちはとても気に入っていて、昔のビデオよりもDVDのほうがいいと言っていました!私は小さい頃からの名残があるので、違和感しかなかったですが、とらえかたは人それぞれですかね…。しかしストーリーは変わらないので、感動は今も健在ですね!映像も綺麗なので、子供にはこちらのほうがいいのかもしれませんね。