弱虫ペダルの感想一覧
漫画「弱虫ペダル」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
人生の大切さを教えてくれる作品
個性的な登場人物この漫画の登場キャラクターは個性の強い人ばかり!アキバオタク、関西人、エリート、凡人、不良、パワーバー、カチューシャ、筋肉、脱皮する人まで(笑)弱虫ペダルを一度でも読んだことがある人はこの特徴をきいただけでもどのキャラクターを表しているかわかるのではないだろうか。その特徴以外にも頂上の蜘蛛男、暴走肉弾等、石道の蛇、森の忍者、直線鬼、最速の槍、植えた野獣、などもあります。そんな個性的な登場人物ですが、一人一人のストーリーが凄いんです!それがわかるのが弱虫ペダルスペアバイク!スペアバイクではその一人一人の今までの出来事が詳細に描かれています。例えば主人公小野田坂道の先輩、巻島裕介は頂上の蜘蛛『ピークスパイダー』と呼ばれ独特なスタイルのクライムを披露する。だが入部当時はその異様なクライムを気持ち悪がられ先輩達からは強制させられていた。そんな事があったからこそ、巻島先輩は小野田に...この感想を読む
僕の最高の漫画
弱虫ペダルのここが面白い私が思う弱虫ペダルの面白いところは誰もが予想し得ないストーリー展開にあると思います。例えば主人公が1年生の時のインターハイで一度は主人公は最後尾になってしまいます。しかしそこからまさかのトップグループまで巻き返します。普通のロードレースならあり得ませんね。しかしこれぐらいストーリー展開が激しいとみている方はワクワクして来ます。他にもインターハイ2日目でも田所を連れて最終グループからの追走しトップグループの箱根学園、京都伏見高校に追いつきます。福富は予想していたようですが、御堂筋は予想していなかったようです。自分が読んでいた時も御堂筋と同じリアクションでした。総北すげーとここの中で叫んでいました。さらに弱虫ペダルの面白いところをあげると、それはライバルたちの勝負だと思います。印象に残っているものをいくつかあげると、まずインターハイ最終日の御堂筋と今泉の勝負が印象に...この感想を読む
「迷い」と「意志」
出会いが生み出した「結果」自転車競技とは縁もゆかりも無かった坂道が、趣味のためにママチャリで通っていたアキバでの鳴子との出会い、寒咲や今泉との出会いで「乗る」ことから「競う」ことに変わって自分が一番になりたいのではなく、誰かと走りたい、誰かに託されたから応えたいという気持ちでの走りをしていく成長というよりは変化の物語。メンバーを決めるレースでのペダルが壊れた時には競った手嶋がクリートとペダルを授ける、インターハイで落ちたとしても「みんなで走りたいから」危険な走りになったとしてもボロボロでも追いつく。いつでも坂道は独りで走ることはしない。競争相手との「出会い」勝ちに執拗な京都伏見の御堂筋。彼を純粋と捉えて不気味さや怖さよりも「ザク」発言からアニメ好きと思い追いかけたり、同じように楽しむクライマーの真波とは相手チームながらも「競いたい」と思うようになったり。集団に飲まれた際に自身が苦手とす...この感想を読む
御堂筋・・・
2年生との超熱い死闘(これも始まってから終わるまで、すごく長かったなあ)の結果、インターハイへの出場を手にした小野田たち。これからの勝負、どうなるんだ!?と思うともうドキドキワクワクがとまりません。そして、1巻から名前がでていた、御堂筋がついに登場します。御堂筋・・・顔・・・コワイ!!!笑1年生の時から京都伏見高校でエースをはるほどの逸材である御堂筋、すごいんです。この御堂筋はゴリゴリの敵キャラなので、よけいこっちまで絶対かってやる!!という気持ちがもえあがってしまいました。そして、ついにインターハイがはじまりました!!あードキドキする!!